【心理分析】初対面の人との緊張対策3選!
HSPの気質があるひろちです。
今回は社交不安、初対面の人との会話での緊張対策を3選考えてみました。
私は病院で社交不安障害と診断されており、人との会話など緊張する場面が多くあります。
HSPの視点からも自分なりに心理分析してみたので、似たような症状の方の参考になれば幸いです。
目次
初対面またはよく知らない人と会話する時
初めて会う方やよく知らない人との会話はなかなか緊張するものです。
私はもちろん緊張しています。
そして非常に内向的なのに、初対面の方やよく知らない方などにもかなり気を遣うところがあります。
HSPの場合、相手に不快な思いをさせないことに尽力してしまいがちな気質があります。しかもそれは無意識の場合が多いのです。
私は、自分の緊張が相手に不快感を感じさせているのではと考えてしまうことがあります。
相手も同じように緊張しているならなおさら得意の共感力を発揮して、相手に合わせてしまうのでしょう。
しかし、自身も緊張していることをほおっておいてしまうのはやっかいなことになると気づきました。
自分の緊張は認めず相手の話をしっかり聞いてあげようということばかりに集中している場合は危険なのです。
どのように危険なのか。
まずは自分の緊張を隠してしまう場合、どのような心理をたどるのか解説します。
心理分析
- 本当は緊張しているのに自分の緊張を無視する(無意識も含む)
- 本来の自分の気持ちとは真逆の行動をとっていることに気づかない(人の為に動いている場合、そのことにしか集中できない)
- 表情と心がちぐはぐになっており、矛盾した状況がつづく
- 周りも自分も、誰も私の気持ちに気づかなくなる
- 他人が自分のことを分かってくれないと思い人が怖くなる
- 会話や出会いを回避するようになる
このように、自分の気持ちを無意識であっても隠してしまった場合、結果的に人が怖くなります。
HSPの場合ほとんど自動的に周りに気を遣えてしまえるという、素晴らしいような悲しいような性を持っています。
(気質については、あまりネガティブにとらえたくないのですが…ご了承ください)
ですが本来の自分のままでいることが、自分の健康を守ることにもなりますし、結果的に周りとの関係も良好になると考えます。
対策
上記のように分析してみると、やはり緊張を隠すことが最大の原因になっていると感じました。
それによって以下の対策を考えました。
- 緊張を隠さない→言葉にして素直に伝えること
- 無理をしない→途中で休憩をとる
- 緊張することは自分にとっていいことと考える
言葉にして素直に伝えること
全ての元凶は自分の緊張を隠すことです。
それを防ぐには、言葉にしてしまうのが手っ取り早いです。
「緊張してます」「初対面の場面が苦手で」など、積極的に喋ってしまいましょう。
相手は顔の表情と言葉の矛盾がある方が違和感を感じます。
素直な言葉であれば何の問題も起きません。
自分のためにもしっかり言葉にしておけば安心するのです。
途中で休憩をとる
例えば仕事でもプライベートでも初対面の方と会う場合は、自分のケアを最優先にしていきましょう。
「少し休憩しましょう」と相手に促してもいいし、あまりにしんどい場合はプライベートであれば帰ってもいいと思います。
無理をすることだけは避けた方がいいですよね。
仮に遊んでいる途中で帰ったりして、相手との関係が悪くなるようならそれまでの関係だったのです。
本当の友人はきっとそんなことも気にせず受け止めてくれるし、むしろ無理をさせてしまうことの方がよくない事と思うはずです。
仕事ではどうしても避けられない場面もあるかもしれませんが、緊張を感じて処理しきれない場合は具合が悪いと伝えて少し休憩をとってもいいと思います。
緊張することは自分にとっていいことと考える
これはしっかり自分を守るための防衛本能だと考えます。
危機を感じて素早く対応するための本能だと考えると、
アラート機能がついている優秀な自動機械が内蔵されているようなものです。
そして、緊張することは悪いことだと考えがちですが、
むしろ緊張せず慎重さに欠けた人がとる行動の危うさに比べたら、慎重になれる人のほうが得ではないでしょうか。
なので緊張はいいことだ、と自分を認めてあげることで、より自分らしくいられるはずです。
そもそもがやはり緊張をネガティブに捉えてしまったことがきっかけで隠してしまったりすることが多かったかもしれません。
緊張はネガティブなことじゃない。
そういった自分の反射的な対応に嘘をつかず、認めていきたいと思います。
まとめ
以上で分析結果を終わります。
いかがだったでしょうか?
緊張に限らず自分の気持ちを隠すことはあると思います。
その際も必ず隠さないで上手に表現していけたらいいなと思っています。
また別の場面でも対策を思いついたら記事にしてみたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
HSPが習慣トラッカーを続けるポイント5選
こんにちは!HSPの気質を持っているひろちです。
今回は自己肯定感を高めるのにとても役立つ習慣トラッカーについてです。
HSPの観点から続けるポイントを考えてみたので、よければ参考にしてみてください。
目次
習慣トラッカーとは?
これから始めたいこと、やめたいことなど、習慣にしたいことを箇条書きでリストアップして、それができたかどうかを毎日チェックする一覧表のようなものです。
できた日に〇を書いたり、マーカーで色をつけたり、オリジナルな方法で達成感を高め習慣化することによって、自己肯定感が高まる方法です。
インターネットでも多くの人がやり方を公表していたりしますが、私のおすすめは「自己肯定感ノート」という本です。
こちらの本にはすでに習慣トラッカー用のページが用意されているので、手書きで始めるのが面倒な方にもピッタリです。
もちろん挫折しないポイントも分かりやすく書かれているので参考にしやすいです。
そのほかにもたくさん自己肯定感を高めるためのメソッドが用意されています。
なぜ自己肯定感が高まるのか?
習慣トラッカーは心理学の「スモールステップの原理」というものを利用した方法です。「スモールステップ法」とも言います。
国語辞典には、
最初から高い目標を掲げるのではなく、目標を細分化し、小さな目標を達成する体験を積み重ねながら、最終目標に近づいていくこと。
とあります。
小さなステップで一つずつ成功体験を積み重ねていくことができます。
つまり〇をつけるたびに少しずつ自分に自信が得られるのです。
続けるポイント5選
私は上記の本にたくさんポイントがアドバイスされているにもかかわらず挫折しかけました。
しかし今は続けることができていることで自信がついてきました。
自分には継続力がないことがずっとコンプレックスだったのに、すぐに効果が実感できたのです。
今回、挫折しかけた時に何が悪かったのか、それぞれポイントとしてまとめてみましたので、習慣トラッカーを続けたいと考える方の参考になれば幸いです。
1.家事を項目にいれない
真面目で頑張りすぎる傾向が強いのがHSPさんの特徴のひとつです。
家事まで習慣化して頑張ろうとするのはプレッシャーがかかってしまわないでしょうか。
例えば「洗濯物をたたむのを6時までに行う」など時間で縛ってしまうのは実感としてかなり辛かったです。
家事は仕事ですから、まずは仕事以外のプライベートに関することの方が続けるにはいいと感じました。
もちろんやり続けたいことは人それぞれなので、絶対にやらない方がいいとはいいませんが、頑張りすぎる自負がある人は注意してみてもいいかもしれません。
2.〇〇しない→〇〇するに変えてみる
例えば「寝る前のスマホを見ないようにする」ことを項目にいれるとすると、スマホ依存症にとってはかなり過酷で最初からハードルが高いです。
私はネット依存でスマホ依存なのでほとんどチェックができないままでした。
しかしとりあえずスマホを見たくないのであれば、「耳栓をしてアイマスクをつけてベッドに入る」と項目に変えるだけで、すぐにチェックがつけられるようになったのです。
他にも「お菓子をたべない」ことを項目に入れてしまうとお菓子依存症からするとかなりきついですよね。
これも食べないことを目標にするのではなく「お腹がすいたら低カロリーのものを食べる」「お菓子はナッツ類にする」と置き換えた方が無理なく続く可能性が高いです。
できないものはできないので仕方ないので、頑張らないで他の行動に変えてみるのもひとつの手です。
3.無理そうなものはすぐやめてもいい
月の初めから終わりまで習慣トラッカーをつけようとすると、途中でどうしてもしんどい項目や続ける必要性を感じないものも出てきます。
真面目なHSPさんにはなかなか決断しづらいこともあるかと思います。
しかしそういった時は容赦なく切り捨てましょう。
だれかに言われて始めたわけじゃありませんから、自分がルールでいいのです。
また無駄な行動が減ることで続けたいほかの習慣に集中することができ、満足感が高くなります。
まずは一週間やってみてから項目を精査することに決めておくのもおススメです。
4.楽しくすることを第一に考える
カラフルにしたり、好きなことをリストアップして楽しくすることが大事です。
シンプルにしたい人はもちろんシンプルな色を使ってみてください。
少しでも自分の気分があがる色やノートを使っていると愛着が沸いて続けやすいです。
そして義務感で始めるのはかなり要注意です。
趣味を一つを始めるくらいの気軽さで、ぜひ楽しさを追求してみてください。
5.一度にたくさんリストアップしない
これは上記の「自己肯定感ノート」にも書いてあったことなのですが、最初からあまりにも多くリストアップしてしまうと習慣トラッカー自体が苦痛になります。
HSPさんは気づくことが多く、自分に必要なことが分かってすぐにでもたくさんの項目を思いつくかもしれません。
しかしそれがキャパシティーに収まっているかどうかは別です。
たくさん思いついても、あえて少ないかな?くらいから始めるのが断然おススメです。
私はちなみに一気に10こリストアップして、一週間たたずに4こは中止になりました。
結果的にこれでよかったのですが、縛られすぎてしんどかったのが本音です。
頑張りすぎずにゆるくやるためにも特にHSPさんは少な目から初めてほしいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
習慣トラッカーは本当に自己肯定感を高めるのに役立っています。
なので途中ですべてを投げ出してしまうのはもったいないことだと思うので、少しでも自己肯定感を高めたい方に、今回続けるためのポイントをご紹介させていただきました。
HSPさんは真面目過ぎる気質をなるべくゆるめる形にしていくと習慣化できて、みるみる自己肯定感が高まると思います。
一緒に楽しみながら自信をつけていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【自己紹介】はじめまして
はじめまして。ひろちです。
子供のころから繊細過ぎることに悩まされてきたり、繊細ゆえの感動を持ったりして生きてきました。
HSPとは何か?ということに対しては、最近では説明がいらないほど繊細さに悩みを持つ人々の界隈では広く浸透してきていますが、
- なぜ今ブログを始めようと思ったのか
- どういったことを誰のために発信するのか
- 私とHSPと考え方
について簡単にお話しします。
なぜ今ブログを始めようと思ったのか
以前から同じ気質の方たちと交流を持とうと思ったことは何回かあり、その都度ブログやツイッターを始めてみたものの続けることができずにいました。
私の思春期の頃にはこういった情報もほとんど無く、ひたすら引きこもっていたような時期も長くありました。
私は特に内向型が強いため、その結果は悲観する必要もないほど自分の気質のままに生きてきた証でもあります。
しかしその気質を「活かして」生きてきたかというと答えはNOと言えます。
HSPについて悩みあらゆる情報を得るなかで、私の気質を生かしたことが何かしてみたいと考えるに至り、もういちど文章を書くことや人に伝えられることを頑張ってみようかなと思ったのです。
どういったことを誰のために発信するのか
つまり文章を作るための練習という趣がほとんどです。
なので自分が続けやすい形で続けやすいペースでやっていきたいと思ってます。
内容としては、とにかく「日常」にある悩みやあるあるに焦点を当てていきたいと考えています。
HSPの発信基地としての役割が強い大手のブログやインフルエンサーもいますが、個人ブログとしては細かくてニッチなところを見つけてわかりやすい文章が書けるようになることは一つの目標でもあります。
とにかく続けられるようにやってみようという感覚でいます。
私とHSPと考え方
簡単な自己紹介になりますが、私は30代前半の女で実家暮らし。現在無職です。
仕事にトラウマがありなかなか社会復帰できません。
現在社交不安障害の治療として病院に通っており、自立支援を受けています。
就労移行支援を利用する予定で体験に通っているところです。
就労移行支援などの情報は発信していいのかよく分からないのですが、もしできればこれから記事にしてみたいです。
HSPについてですが、私は山ほどあるHSPの特徴のなかでも今特に悩んでいることはにおいと音に敏感なところです。
以前働いていたところは人と距離が近く(それだけでHSPには向いてない職場ですよね。今なら分かります。。)新人の方のにおいがとても苦手でした。
周りに言うこともできず我慢しつづけていましたが、とうとう言ってしまった時にも他の人は全く分からないと言われてしまいました。
音にもかなり敏感です。街の喧騒を聞くだけでも疲れますし、フォークとかスプーンを収めるときや出すとき、カチャカチャと鳴る高い音にぞわぞわしてストレスです。
家事の中で一番好きなのは食器洗いなのですが、ステンレスに落ちる水の音がうるさくてかなりストレスにもなります。
人と会わないので人間関係のストレスは今はあまりありません。笑
でも本当に快適なんです。一人最高。
そして以前仕事で上手くいかないことに悩み病院で発達障害を疑い検査を受けたことがあります。
ウェクスラーを受けたかったのですが、別の簡易的な検査でした。が数値自体は高めでした。
一回は発達障害と診断がおりました。
しかし別の医師の見解からするとどうもあなたは違うと言われ続け、自分としては発達障害を疑い続けていましたが、やはり多くの発達障害に関わる情報を読んだ結果、自分は発達障害と言えるほどの症状は無いという結論に至りました。
あとから知ったことなのですが、HSPの多くは発達障害を疑う傾向にあるらしいです。
悩みの部分で発達障害との共通点も多くあることから、グレーゾーンではないかと思っております。
もちろん発達障害はスペクトラム(あいまいな境界をもちながら連続していること)なのでどんな人もグレーと言えるわけですが、その悩みが本人の中にどれだけ比重を置いているかによって色の濃さは変わるものとも思っています。
あくまでも診断は診断として、悩みについては共通点も多くあるのだから活用できる知識は取り入れていきたいという風に考えています。
使えるものはなんでも使う?精神です。
こう言うとしたたかな印象になるかもしれませんが、しかしありのままの自分って一言ではあらわせなかったり、言い表すのにしてもじっくり時間をかけていかないと分からなかったりすることってあると思います。
結局どんなカテゴリーを名乗ったりしてもそれだけが自分の全てとは言い切れませんから、それらは本当の自分を理解するためのきっかけに過ぎないか、もしくは自分を知る手掛かりになるためのものに利用する。といった考え方に今はなってます。
そしてその時間をかけた自己理解がいつか「武器」や「盾」となって自分を守ってくれるのではないかと思っています。
そのような希望的観測からブログを通じて自己理解が深まることと継続力が身につくことを期待しつつ楽しんでやっていきたいです。
さいごに
文章を書くのはやはり楽しいと感じました。
回りくどい表現が多いかもしれませんが、自分のこれからの伸びしろに期待します。笑
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます!